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試乗のススメ 輸入車の魅力(欧州車編)、まずはレンタカー・カーシェアで。

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乗ってみなきゃわからない欧州車、ディーラー試乗よりお気軽にレンタカー・カーシェアをオススメ。

www.press.bmwgroup.com

輸入車は高嶺の花?見栄や自己顕示欲で乗る乗り物?

日本に生まれ、住んでいる純日本人からすると舶来品である時計、文房具や楽器、そして輸入車はとても魅力的に見えますよね。

何といっても鎖国をしていた過去のある日本、もはやDNAレベルで舶来品信仰が根付いているような感すら受けます。

そして舶来品は関税やお国同士の取り決めなど平民である我々からは想像のつかないコストが上乗せされてサラリーマンからするといまだに高嶺の花。ご近所さんにもどうみられるのだろうかと多少の気遣い…などなどハードルは高いのが現実です。

そんな輸入車もプレミアムブランドと呼ばれるメルセデスベンツBMWAudiを筆頭に現在では、実はかなり購入しやすい存在となっています。

具体的には、「0.数%」台といった日本車では考えられないほどの低金利施策残価型ローン、期末の値引き施策などの数多くメーカー側が用意した施策があり、実は、値札での金額は高いが買いやすい!という面白い現象が起きるんです。

しかし! いざ「検討してもいいかな」、「少し乗ってみたいな」、「試乗してもいいかな」、と思ってもやたらと整然としたディーラー・ショールーム、素敵にスーツを着こなす営業マン、清楚な受付嬢などで輸入車ディーラーの精神的な入場ハードルは摩天楼のように高く感じますよね。

そしてそして、長い長いイメージトレーニングの後、その摩天楼への恐怖を見事克服していざ本番…『乗り換えを考えて試乗しに来ました!』

この行動まさに『田舎のヤンキー、マイクタイソンとスパーリングしてみた!』とか、『スキー未経験者、ゲレンデに行った当日にオリンピックコースに挑戦!』みたいな感じです。

買う気が本当にあると察した瞬間、営業マンからの『今日決めてください』『今なら…』『今夜お伺いしても…』『今決めていただくにはどうしたらいいですか?』など「帰さない工作」、「断らさせない提案」等、あんなことやこんなことが欧州プレミアムブランド系は当然のように起こったりします。

『車は乗り換える。でも今は帰る。必要ならこっちからまた出向く。決定権者は私だ。』くらいに自分の「我を」言い放ってやらないと解放してくれません。ディーラーで営業をやっていた人間が言っているので本当です。それが現実のショールームで起こっていることだったりします。

ますます輸入車から足が遠のく内容を書き連ねてしまいましたが、とはいえ、輸入車には日本車にはない魅力がたくさんあります! 私は18歳で免許を取り、2台国産車を乗り継ぎましたが、21歳から32歳の現在まで9台の輸入車に乗っています。そして今後も輸入車に乗り続けるでしょう。

 

 

輸入車にあって国産車にないもの。

media.daimler.com/

そんな私を虜にした輸入車は何がそんなに偉いのか…国産車が持っていないものは何なのか…

 

それは単純に『日本の国土と交通事情には合わない機械としてのオーバースペック』これにつきます。

日本は島国、制限速度は基本100km/hで最高でも120km/hの国。かたやドイツではアウトバーンに近年少なくなったとはいえ速度無制限区間が存在し、大陸で地続きのためにバカンスで隣国スイスやフランスに車で旅行もあたりまえ。まるっきり生まれた土地と血が違うわけです。彼らのクルマの開発は『疲れずに安全に早く遠くへ』が最重要ポイントなのです。

実体験では大学生の時に購入した初めての欧州車、BMWの3シリーズで母と高速に乗った時の話。料金所を通過し流れをリードしながら既に法定速度をホニャララしているにもかかわらず母が『もう少し速度出せば?』と言い放ったのです。決して母は飛ばすタイプの人ではありません。『速度を感じなかった』だけなのです。

その後スピードメーターを見た母は縮み上がりました。

A地点からB地点に移動するのにいかに安全に早く到着するかを考える欧州車、狭い国内でスペース効率を最大化し、いかに人とモノを運べるかを考える国産車とは走行性能に大きな差が出るのは当然ですよね。

 

 

見るじゃまだまだ、乗って納得、借りたら病みつき。

audi-mediacenter.com/

近年の消費者が車の購買に至るステップは20年前に比べて一つの順番に変化が起きました。それは『見る→調べる→乗る→買う』から『調べる→見る→乗る→買う』への転換。

そしてIT社会の影響で下調べをする時間のかけ方が数倍に膨れています。細かく見ると試乗時間を減らして調べる時間にあてているようですね。更にいうと今後はサブスクリプション効果で最終的に買うという事もなくなるかもしれません。

しかし工業製品である自動車は実際に乗らないと絶対にわかりません。絶対にです。自分が乗るわけですから想像で買い物をするのは極めてナンセンスなのですよ。

服は返品できますが、クルマはなかなか返品できませんからね。

 

そんな欧州車の魅力を感じるためにはどうしたらいいんだろうか…

これはディーラーでの試乗という短い距離でも十分に可能です。でもディーラーに行くというだけでも先述の通り結構なハードルがありますよね。しかもせっかくなら私の母が感じたような金庫の中にいるような安心感、安定感、矢のような直進性を高速道で感じて欲しいです。

そんな時にいわゆる今流行りのサブスクリプションを使うのは実に有効です。

実はやる気がある営業マンやディーラーでは他社ブランドのことを知り、比較のためにカーシェアやレンタカーを使ったりするのです。私は現役時代に絶対自社ブランドを買わず他社ブランドを買ってましたが、実は同じ理由です。

最近ではDRIVE go SEARCHをはじめとしたwebサービスでシェアカーの検索が可簡単になりました。非常に多種多様な車種グレードが用意されているので入門グレードからハイエンドモデルまで選びたい放題ですよ!

※ディーラーの名誉・存在意義のために言いますが、購入の場合ではオプションを選んだり体感したり、欲しい車が決まった後に的確なアドバイスをくれるのは営業マンです。しかし最後まで営業マンのペースに巻き込まれないようにしてくださいね! (でも値引きだけをせがむなんてのは恥さらしなのでやめましょうね。) 自分にとってふさわしい装備やオプションを予算の相談をしながら、営業マンとコミュニケーションをとって決めていくというのは、ディーラーでしかできない魅力でもあります。

 

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