カーシェア夜間利用のメリットとは
ここ数年で首都圏を中心に急拡大しているカーシェアリングサービスでは、特に短時間利用に大きなメリットがあるといわれています。例えば、最大手のタイムズカープラスの場合では、ベーシックコースの場合に15分単位で利用でき、15分/206円(ガソリン代・自動車保険料込)という激安価格です。
実際には予約時間の15分前から利用できますので、最初の30分であれば206円で利用できるというお得さです。これなら利用してみようと考える人が多いというのも納得のいくところですが、実は、カーシェアユーザー以外にはあまり知られていないメリットもあるのですが、それは夜間利用した場合のお得感が半端ないということです。
カーシェアの特徴として、多くのユーザーが日中に利用するという傾向があります。土日など休日の場合には、日中から夕方以降も予約が埋まっているという状態が多く、平日でも日中時間は利用する人が多くいます。ところが、夜間についてはほとんど利用する人が存在しないこため、平日でも夕方以降は空いているカーステーションは多くあります。
カーシェア事業者としては、できるだけ24時間まんべんなく利用してもらいたいというのが本音でしょうから、この利用者の少ない夜間には特別料金が設定されているのです。ただでさえ格安料金が設定されているところに、さらにお得な料金が提供されていますので、半端ないお得感のあるサービスとなっています。
大手3社の夜間料金はこんなにもお得!
タイムズカープラス
急成長するカーシェアリングサービスで断トツのシェアを誇るタイムズカーシェアなら、夜間でもベーシックコース206円/15分から利用可能ですし、以下のお得なナイトサービスを利用することもできます。
メニュー | パック料金 | 距離料金 |
アーリーナイトパック(18:00~24:00) | 2,060円 |
16円/走行km |
レイトナイトパック(24:00~翌9:00) | 2,060円 | |
ダブルナイトパック(18:00~翌9:00) | 2,580円 |
タイムズカープラスのカーステーションは、すでに全国1万ヵ所以上に設置されており至る所で利用できるのがうれしいところです。また、3種類のナイトパックサービスが提供されているのはタイムズカープラスだけです。
カレコ
三井不動産リアルティグループのカーシェア事業者でタイムズカープラスを猛追するカレコでは、コンパクトカークラス(タイムズカープラスのベーシックコースに匹敵)利用なら130円/10分~と、業界最安値で利用することができます。夜間パックサービスは、18:00~翌9:00までの利用で2,500円(16円/走行km)で利用できます。
尚、ベンツクラスやプレミアムクラスも夜間パックサービスに対応しており、それぞれ3,000円・4,500円(16円/走行km)と格安料金で利用できます。ベンツや高級カーがこの価格で夜間利用できるというのは、レンタカーでは考えられなかったサービスです。
オリックスカーシェア
日本で初めてカーシェアリングサービスを提供したオリックスカーシェアの場合には、スタンダードコースで200円/15分から利用でき、夜間パック(18:00~翌9:00まで)も通常2,500円(16円/走行km)~利用可能です。
各社ともほぼ横並びのような価格ですが、いずれも信じられないような格安料金で夜間パックサービスが提供されており、これを利用しない手はないというところでしょう。
カーシェア夜間利用シーン
夜のドライブ~レインボーブリッジからの夜景は隠れた名所
東京で長く生活している人でも意外と気づいていない人も多いのですが、夜間ドライブでレインボーブリッジを渡る際の夜景は知る人ぞ知る名所となっており、夜間に見える高層ビル群の景観 は東京が世界最大クラスのビッグシテイであることを思い出させてくれます。
首都圏の中心部からは、なかなかこのような夜景を眺めることはできませんが、中心部を少し外れたレインボーブリッジだからこそ見える感動を呼び起こしてくれるようなシーンです。初めてこの夜景を見た時には、必ずと言ってよいほど家族や恋人など大切な人にも見せたいと思うでしょう。
残業で終電に間に合わないケースでもカーシェア
法人ユーザーなどで多く利用されていますが、残業などで終電に間に合わない場合にはタクシーの代わりにカーシェアの夜間パックを利用するというニーズは非常に多くあります。
もちろん、自宅に駐車場がある場合にこの利用方法を考えますが、仮に時間貸し駐車場を利用したとしても夜間であればカーシェア同様にお安く借りれますから、タクシーに比べるとほとんどのケースでは格安料金で済ませられることになります。そして、次の日にはそのままカーシェアを利用して会社に行って9:00までに返却すれば延長料金も発生しません。
首都圏では、深刻なタクシー不足問題もありますし、勤務先は東京中心部で自宅は千葉、埼玉、神奈川などというケースでは夜間パックサービスは終電がある場合でも利用したいようなサービスです。
言うまでもありませんが、飲酒して終電に間に合わない場合には利用することはできません。検挙された場合には厳しい罰則が待ち構えていますので、タクシーを利用しましょう。
共働き世帯の週に一度のまとめ買いに夜間パックを利用する
いまでは当たり前といえるほどと共働き世帯が増えていますが、週末などを利用して週に一度のまとめ買いに少し離れたスーパーまで出かけるという人も多いでしょう。このケースでも、カーシェアの夜間パックサービスは大きなメリットがあります。
土日など休日は、スーパーも混みますし、同様にカーシェアも休日には予約が集中します。これに比べて、夜間であればスーパーなどのお店も比較的すいていますし、カーシェアも空いているケースが多く、18:00以降なら夜間パックサービスでお得に利用することができます。
少し離れた激安スーパーなどを利用すれば、カーシェア料金くらいは簡単にペイできるでしょう。
カーシェアを運転してゆうゆう窓口へ
郵便で不在通知が入っていた場合、指定の郵便局のゆうゆう窓口に23時以降に出向くと郵便を受け取ることができます。郵便局が少し離れている場合にはなかなか出向くことは難しいのですが、カーシェアを利用すればすぐに取りに行くことができます。
ちなみに、大手カーシェアの場合には利用の15分前から利用できますので、もし15分以内に帰ってこれれば実質無料で利用することになります。(基本料金以上の利用の場合)
小腹がすいたらカーシェアを利用してラーメン店へ
終わることを知らないラーメンブームですが、人気ラーメン店でも夜遅くまで営業しているところも多くあります。夜間に少し小腹が空いた時、カーシェアを利用すればお得に人気ラーメン店まで行くことができます。
まとめ
マイカー利用に比べると大きなコスト削減となるカーシェアリングサービスですが、そのサービスの中でも利用者が激減する夜間になるとさらに驚きの料金で利用することができます。カーシェアユーザーの中には、夜間にのみ利用するという人も多いのではないでしょうか。
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