カーシェアリング

停電だ!そうだカーシェアを借りよう!?

シェアする

北海道でも大地震が

pexels

東日本大震災がやってきて、もう当分大きな地震はないのではと考えた人も多いかもしれませんが、そんな期待は泡と消え、まさかと思われていた九州熊本での大地震、そして2018年6月には、こちらも多くの人が予想しなかった大阪北部地震、さらに9月に入ると震度7を記録した北海道地震が発生し現在も救援活動が続いています。

震度7を超える地震は北海道では記録されている限り初めての大きな地震であり、また、今回の地震については地震学者などから指摘されていたということもあり、更なる大地震が起こる可能性も指摘されているようです。

 

北海道地震で起こった大規模停電

今回の地震により、苫東厚真発電所をはじめとする北海道すべての火力発電所が緊急停止したことにより、北海道全域で約295万戸という大規模停電が発生しました。このような大規模停電は1951年の北海道電力の設立以来初めてであり、停電により、泊原子力発電所の外部電源が喪失し非常用電源に切り替わりました。

北海道全域での電力回復までには約1週間はかかる見込みです。電気事業連合会によると管内のほぼ全域で電力が止まる「ブラックアウト」が起きるのは初めてということです。

停電というと瞬間的なものや、長くても10~20分というレベルで考えている我々からすると、今回の地震をきっかけとする大規模停電がおこると、一瞬にして生活に大きな支障を及ぼしてしまうことになります。

自宅に非常用の自家発電機を用意している人は少ないでしょうし、充電済みのEV(電気自動車)でも所有していない限りは電力が復旧するまで待つしか方法はないということになるでしょう。

ここまでの停電ではないにしても、長時間の停電が発生した場合にはスマホに依存している人が多い現代では。スマホの充電を確保することが最大の問題となるのかもしれません。長時間停電の場合にスマホに充電するにはどのような方法が考えられるでしょうか。

 

停電が長引きそうな場合にはカーシェアリングを利用する

pexels

北海道の大地震では。これまでに経験したことのないような大停電のために、スマホの充電を求めて右往左往する人する人であふれかえり大混乱しました。停電時にスマホの充電ができるものといえば、まず考えられるのがクルマで、スマホの充電くらいなら簡単に賄えることが可能です。

マイカー所有車ならばいつでも利用可能ですが、都心ではマイカー所有者ではないケースも多いでしょうから、そんな時に役立ちそうなのは、ここ数年急拡大しているカーシェアリングです。いまや、主要都市部なら時間貸し駐車場などをはじめ多くのカーステーションが存在しますし、利用したいときにいつでも利用できるというのがカーシェアリングの特徴でもあります。

長時間の停電が予想されるときには、直ちにカーシェアリングを予約してみましょう。カーステーションに設置してあるクルマのシガーソケットから電源を確保することが可能です。国内カーシェアリングで断トツのシェアを誇るタイムズカープラスの場合には、予約画面からガソリン残量まで確認できますので、予約する際にはなるべくガソリン残量の多いクルマを予約します。

地震の際には、一時的に自宅に入れない際の緊急避難場所としてもカーシェアリングは有効ですし、東日本大震災時のように交通機関がほとんどストップしてしまう場合には、ホテル代わりとしてカーシェアリングを利用するという手もあります。

タイムズカープラスの場合で、レイトナイトパック(0時から9時まで)で2,060円、ダブルナイトパック(18時から9時まで)でも2,580円と格安料金で利用できます。距離料金が16円/kmかかりますが、電源確保だけなら運転する必要もありませんから距離料金は発生しません。

首都圏では、すでに深刻なホテル不足状態となっており、災害時でも部屋を確保することはほぼ無理でしょうから、カーシェアリングにも予約が集中する可能性はあります。現在、カーシェアリングユーザーは全国で約130万人といわれており、ここ数年で急速に利用者数が拡大しています。

カーシェアリングサービスを検討している人ならば、早めに会員登録しておくほうがよいでしょう

 

停電時にカーシェアリングを利用する際の注意点

http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20140521/265040/

停電時には、ガソリンスタンドでも店を閉める可能性があり、カーシェアリング利用の場合には前述のようにガソリン残量が豊富なクルマのほうが間違いないでしょう。カーステーションから出した場合には、ガス欠になってもガソリンスタンドが休んでいたら返却時間までにカーステーションに戻ることができなくなります。

地震が原因でガソリンスタンドが空いていなければ仕方ないようにも思えますが、この場合には、ほとんどのカーシェア事業者ではクルマをカーステーションに戻すためにレッカー出動となるかもしれません。その場合のレッカー費用はユーザー責任となりますので要注意です。

ちなみに、カーステーション内にとどまっている限りは、ガス欠になってもサポートセンターに連絡しさえすればユーザーに何らかのペナルティが発生することはありません。ガス欠状態になったら、停電復旧後に利用する人が迷惑しますので、忘れないようにサポートセンターに連絡を入れましょう。

 

便利なだけではないカーシェアリングの利用法

カレコ Audi A3 Sportback

利用したいときに、パソコンやスマホから簡単に予約でき、直前までにキャンセルすればキャンセル料も発生しない、利用料金は使った分だけと非常に利便性の高いカーシェアリングサービスですが、この利便性の高さは障害時にも有効性を発揮します

マンション内の駐車場にカーステーションを設置するところも増えていますが、居住者のマンションライフを高めるアイテムであるのと同時に、災害時にも活躍する可能性があります。特に、EV(電気自動車)の場合には、災害時には居住者の貴重な電源としての役割も期待されています。

 

まとめ

災害は忘れたころにやってくるといわれていましたが、最近では、忘れないうちにやってくるもことも多く、自宅に保存水・保存食などを用意している世帯は多くなっています。しかし、スマホ全盛期の現代では、それらと同様に電源が重要であり、2018年9月に発生した北海道地震による大停電は電源の重要性を再確認させてくれました。

これらの問題の解決策の一つとして、カーシェアリングサービスがあります。自宅近くにカーステーションがある場合にはその利便性だけでなく、災害時の保険のような存在となってくれるかもしれません。

そんなカーシェアリングを、あなたのお近くのカーステーションを探したり、レンタカーや他のカーシェアリング会社との料金比較ができる『カーシェアリング・レンタカー比較のDRIVE go SEARCH』で探してみることをおすすめします!

 

シェアする