カーシェアリング

「れ」「わ」ナンバープレートの表記は何を意味しているのか?

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沖縄でレンタカーやカーシェアリングを利用する

pexels

 

首都圏で生活していると、海というと湘南やアクアラインで簡単に行けるようになった館山など、以前に比べると水もきれいになっており、酷暑を避けるべく大勢の海水浴客で賑わいを見せています。20年前ならきれいな海を求めるなら伊豆あたりまで足を延ばす必要がありましたが、東京近郊の海も最近では奇麗になったものです。

酷暑を避けるだけならば、高地の避暑地や東京近郊の海でも十分ですが、やはり何といっても透き通ったオーシャンブルーを求めるのなら、日本から少しばかり離れたリゾート地のビーチということになりますが、そんな中でも大人気なのが沖縄で季節によっては飛行機のチケットはおろか、ホテルさえ予約するのがむずかしい状況となります。

近年では、LCCも登場していますのでコスト的にも同じく大人気のハワイなどと比べると極端に安く行けます。また、ここ数年驚かされるのは、アジアからの観光客の多さで、少し大きなホテルに行くと、中国、韓国、台湾、タイ等々からの旅行客の数が日本人旅行者の数を大きく上回っており、他のアジアの国に来ているのではと勘違いしそうになります。

さて、沖縄観光でなくてはならないのがレンタカーで、沖縄本島を縦に走る高速道路を利用すれば、大変便利に各観光名所や日本とは思えないような透明度の高い海をいくつも見て回ることが可能です。この1年では、首都圏で急成長しているカーシェアリングも登場し、急ピッチでカーステーションが沖縄本島にも設置されています。

那覇空港でのレンタカー業者の多さは、他の空港では見られない名物とも言ってよいかもしれませんが、沖縄でレンタカーを利用するときに気になることがありますが、通常のレンタカーといえば「わ」ナンバーですが、沖縄では「れ」ナンバーも多くあります

 

沖縄の「れ」ナンバーとは

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沖縄でレンタカーを借りると、「れ」ナンバーのクルマになることが多くありますが、ほとんどの人は普通にレンタカーだから「れ」なのだろうと考えがちですが、実は「れ」ナンバーの本当の意味は異なっているようです。

レンタカーのナンバーについては、自動車登録規則で「れ」もしくは「わ」となっており、「わ」「れ」の順で使用していきます。つまり「わ」がなくなってしまうと「れ」ナンバーになるわけで、沖縄でも以前はすべて「わ」ナンバーでしたが、2015年2月にすべてつかいきってしまったため、もう一つの「れ」ナンバーが使われるようになったのです。

現在、沖縄では小型乗用自動車(いわゆる5ナンバー)のレンタカーに対して、「れ」ナンバーが交付されていますが、その数は2017年3月には既に2万台を突破しているような状況で、沖縄でのレンタカー需要の高さを物語っています。

このまま沖縄のレンタカー需要が高まって「れ」ナンバーも使い切るとどうなるのか心配なところですが、現時点では自動車登録規則では規定されていないため未定となっています。

ちなみに、沖縄以外でも北海道の札幌ナンバーのレンタカーにも「れ」ナンバーのクルマが多くあります。札幌の場合には少しばかり沖縄とは事情が異なりますが、元々「れ」ナンバーで交付されていたものが、全国に合わせる形で「わ」ナンバーに戻り沖縄とともに人気観光地であるためレンタカーが急増したことから、「わ」ナンバーが枯渇して「れ」ナンバーが交付されるようになっています。

 

 

ナンバープレートの基本事項

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ナンバープレートの表記や文字は何を意味しているのでしょうか?

上記の品川ナンバーのクルマで見ていきます。まず、品川の部分は地名にあたり、本来は使用地を管轄する陸運支局または自動車検査登録事務所の所在地を表していました。ご当地ナンバーが認可されて以降は、必ずしもそうではなくなりましたが、使用本拠地を表すことにはかわりありません。

次に、地名の後ろにある数字については、お馴染みのプレートが装着されるクルマの種別のことで、3ナンバーや5ナンバーなどとよく呼びますが、普通乗用自動車や小型貨物自動車などの登録自動車の番号のことです。そしてひらがなの部分ですが、これは自家用・事業用・レンタカーの3種類で分類され、その中で順番に振り分けられています。

大きな数字は、一連指定番号と呼ばれるもので、「・・ ・1」から「99-99」まで順番に振られています。ちなみに、ひらがなの「お/し/へ/ん」は発音しにくいことや縁起がわるいことから、また、一連指定番号の42/94も縁起が悪いところとから除外されており、また希望ナンバー対象の番号も付けることはできず、1や8などの人気が高い番号は希望ナンバーとして抽選で交付されることになっています。

 

首都圏で急増中の「わ」ナンバー

http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20140521/265040/

 

首都圏を走行しているクルマに「わ」ナンバーが急増していることに気づいている人も多いかもしれませんが、これはレンタカーが急に増えたわけではなく、駅前などの時間貸し駐車場に増殖中のカーシェアリングのクルマが原因です。レンタカーとカーシェアリングは似て非なるもので、利用用途は大きく異なりますが、法律上はレンタカー型カーシェアリングということで同じ扱いとなります。

特に最近増えているのが、首都圏のスーパー駐車場にある「わ」ナンバーで、注意深く見てみればその多さに驚くことになると思われますが、この「わ」ナンバーもその大半はカーシェアリングのクルマとなります。カーシェアリングのクルマの多くにはICカードをかざすシールが貼られていますので、レンタカーと簡単に区別できます。

クルマを所有することがステータスであった時代には、「わ」ナンバーに乗っている人を馬鹿にするような風潮もありましたが、時代は大きく変革しており、クルマを楽しみ効率よく利用する現代では、カーシェアユーザーは時代の最先端をいっている人というイメージすらあります。

未だカーシェアリングを利用したことがないという人は、驚くほど簡単便利に、かつ低コストで利用できることに驚くことになるはずです。特に、近くのカーステーションのクルマが新車であったり、高級輸入車である場合にはクルマを購入するという意欲は大きくそがれてしまうことになります。

 

まとめ

普段はそれほど気にすることのないクルマのナンバープレートですが、その一つ一つ表記や数字は意味を持っています。「れ」ナンバーが利用されているのは、現在では、沖縄と北海道のレンタカーやカーシェアで、「わ」ナンバーが枯渇すると「れ」ナンバーが交付されます。

首都圏などで急増している「わ」ナンバーの正体はカーシェアリングのクルマです。そんなカーシェアリングを、あなたのお近くのカーステーションを探したり、レンタカーや他のカーシェアリング会社との料金比較ができる『カーシェアリング・レンタカー比較のDRIVE go SEARCH』で探してみることをおすすめします!

 

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