カーシェアリングの仕組み

カーシェアリングで雪の日はどうすれば良いの?

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雪の日にカーシェアは利用できるのか

普段はこんなに利便性の高いサービスもそれほどないと考えながらカーシェアリングサービスを利用している人も多いでしょうが、それもこれも道路が問題なく走れる状態でのお話です。雪の日などにはカーシェアの利用はどうすれば良いのでしょうか。

雪の程度にもよるでしょうが、最近はカーステーションが密集する首都圏でも積雪を伴うような雪の日もあります。

初めから雪が降るとわかっていれば、カーシェアを予約する人も少ないでしょうが、予約していた日にたまたま雪が降るというケースが多いでしょうから、この場合には何らかの対応をしてもらうことができるのでしょうか。

 

結論から言うと、レンタカーの場合にはオプションでスタッドレスタイヤの装着が可能なケースもありますが、原則として、無人ステーションのカーシェアではそのようなオプションサービスは提供されていません。

通常は、積雪を伴うような雪の日には、各社ともHP上などでスタッドレスタイヤの提供をほとんどの車がしていないということで、予約のキャンセルや予約しないように訴えかけています。

ただし、ケースバイケースで、大手カーシェア会社の場合には、スタッドレスタイヤ装着の車を提供しています。

 

カーシェアでスタッドレスタイヤを提供する3つ理由

 

そもそもカーシェアのステーションがあるような地域では、積雪を伴うような雪が降ることは稀ですから、スタッドレスタイヤのニーズ自体がそれほどありません。

 

また、利用者のほうも、雪の日にカーシェアを利用したいと考えることは稀で、よほどの理由がない限りは問題なく予約をキャンセルするでしょうし、よほどの理由がある場合でもレンタカーに変更するでしょう。

スタッドレスタイヤやタイヤチェーンを装着しなければ危険だと判断すれば、誰も雪対策していない車を運転することはありません。

それでは、限定的とは言え、大手カーシェアサービスがスタッドレスタイヤ装着の車を提供しているのは下記3つの理由が考えられます。

  • 急激な成長を続けるカーシェアサービスでは、首都圏などの都心部のみならず積雪地などでもサービスを提供しており、その場合にはスタッドレスタイヤのニーズが高く、サービスとして提供しています。
  • レンタカーでは、オプションサービスとしてスタッドレスタイヤなどを提供していますが、最近、カーシェアサービスでも長時間パックなどのレンタカーとの競合サービスを始めており、対抗策として首都圏エリアなどでもスタッドレスタイヤ装着車を提供しています。
  • 基本的に、カーシェアサービスでは、スタッドレスタイヤのニーズはそれほど高いわけではありませんが、成長産業でもあり他社との差別化戦略としてサービスを提供している。

 

タイムズカープラスのスタッドレス対応

タイムズカープラスでは一部地域のみでスタッドレスタイヤに対応していますが、原則としては、スタッドレスタイヤ・タイヤチェーンなどの冬に備えた装備品は準備されていません。

一部地域とは、北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、新潟県、長野県、群馬県、栃木県、埼玉県(秩父市のみ)、東京都(奥多摩町のみ)、神奈川県(箱根町のみ)、山梨県、岐阜県、富山県、石川県、福井県、滋賀県、京都府(福知山市・綾部市・舞鶴市)、兵庫県(豊岡市・篠山氏)、鳥取県、岡山県(津山市)、島根県、広島県(広島空港県営第1駐車場ステーションのみ)、山口県(山口市・防府市)となります。(2017年12月現在)

この地域の一部車両にスタッドレスタイヤが装着されており、装着されているかどうかは予約画面で確認できます。

 

尚、タイムズカープラスでは、積雪の日にはご利用をお控えくださいと注意書きを予約画面に掲載しており、雪などでステーションに車を返却できない場合には移動費用として25,000円がとられます。

さらに、積雪地へはタイムズカーレンタルのレンタカーの利用を勧めています。

 

カレコ・カーシェアリングクラブのスタッドレス対応

カレコでも原則としては、冬に備えた装備品は準備されていませんが、一部地域においてはスタッドレスタイヤが期間限定で装着されています。

一部地域とは、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府ですが、そのほとんどは東京23区内エリアでの提供となっています。

 

期間は、2017年12月1日から2018年3月31日まで、上記の38ステーションの42台にスタッドレスタイヤが装着されています。

 

タイムズカープラスのスタッドレスタイヤが装着車が積雪地に限られているのに対して、カレコでは利用頻度の高いステーション中心に提供されており、差別化を図ったものと考えられます。

 

これに対して、タイムズカープラスも2018年3月31日までの期間限定で東京23区内ステーションに限定30台のスタッドレスタイヤ装着車のキャンペーンで対抗しています。

 

オリックスカーシェアのスタッドレス対応

オリックスカーシェアでは、都心部の7ステーションでスタッドレスタイヤ装着車が提供されています。

元々、オリックスカーシェアの場合には、積雪地などにステーションが設置されていないということもありますが、カレコともまた一味違ったサービスを提供しています。

オリックスカーシェアのスタッドレスタイヤ装着車の特徴としては、いずれも都心部駅前のステーションで、車種はエクストレイル(4WD)となっていることで、スキー旅行などでの利用を狙ったものと考えられます。

 

 

雪の日のカーシェア利用というのはレアケースとなり、カーシェア各社からも利用をお控えくださいという申し出があるように、基本的には事故の確率が高くなるという事実もあり、できるだけ利用しないというのが良いでしょう。

とは言え、カーシェアサービスが生活の一部となっているようなヘビーユーザーにとっては、たまたま雪の日に利用できないというのは不都合なケースもあるでしょうから、その場合には予約画面からスタッドレスタイヤ装着の車を探す必要があります。

ただし、スタッドレスタイヤ装着の車の場合でも、凍結などでステーションに返却できなければ移動費用が発生することもありますので注意が必要です。

また、積雪地などへの旅行などでカーシェアを利用したい場合には、長時間パックでかつスタッドレス対応車、もしくは、数は少ないですがオリックスカーシェアのエクストレイル(4WD)があります。

 

まとめ

原則、カーシェアの車には冬に備えた装備品であるスタッドレスタイヤやタイヤチェーンは用意されていませんが、積雪地などの一部のステーションでは対応しているケースもありました。

ところが、カーシェアサービスの急拡大に伴い用途も多様化することになり、首都圏などにも期間限定でスタッドレスタイヤ装着車が数は少ないながらも提供されるようになってきています。

ただし、積雪の程度にもよりますが、凍結などで車を返却できない場合の移動費用が発生したりすることもありますし、慣れない雪道での事故の確率は高くなりますので、できるだけ利用は控えるようにしたいものです。

現在、積雪地を除いた首都圏などで限定サービスとして提供されているスタッドレスタイヤ装着車は、カーシェア大手3社で合計約80台ほどが提供されており、予約画面から確認することができます。

 

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