初めての帯広空港（とかち帯広空港）
北海道の地図を見て、とかち帯広空港の場所をほぼ正確に言える人は、北海道の方以外にはそれほど多くはないでしょう。とかち帯広空港は、十勝平野にある帯広市の南東部に位置する特定地方官吏空港です。
特定地方官吏空港とは、国が設置し帯広市が管理するという形式の空港のことで、北海道、沖縄、離島の空港に多く見られるもので、どちらかというと小さな空港です。個人的には、北海道旅行は函館空港以来の2か所目の利用空港となりましたが、今回の目的地は然別湖です。前回は夏の北海道でしたが、今回は3月の北海道で氷上の「然別コタン」を楽しみます。
とかち帯広空港でレンタカーを借りて、土日を利用した一泊二日の旅行となります。レンタカーはすでに予約済みで、とかち帯広空港9：30到着のレンタカーは10時からの利用です。
とかち帯広空港でのレンタカー事情
とかち帯広空港では、1回で入口正面のところにレンタカー各社の案内所があります。利用用可能なのは、オリックスレンタカー、タイムズカーレンタル、ニッポンレンタカー、トヨタレンタカー、日産レンタカーとなります。今回利用したのは、タイムズカーレンタルですが、オリックスレンタカーは空港駐車場に車が置いてありましたので、空港でそのまま利用できるようでした。
筆者は、タイムズクラブの会員ですから、すでにタイムズカーレンタルを事前予約しており、予約方法はいつもの「ピッとGo！」で、これだと会員カードを提示するだけで、あたかもカーシェア感覚でクルマを借りることができます。
また、3月には、ちょうどタイムズ会員専用のキャンペーンが実施されており、2日間自動車保険料込みで5,000円（前回利用したキャンペーンで取得していた1000ポイントを差し引いた価格）で、マツダのアクセラ4WD（スタッドタイヤ装着）を借りることができました。これって、キャンペーン価格ですが、格安レンタカー顔負けの激安価格だと思いました。
余談ですが、タイムズカーレンタルでは定期的にこのようなキャンペーンが実施されており、タイムズカーシェアユーザーがレンタカーを利用する際には、非常にお得なサービスが受けられることがよくあります。これは、タイムズグループでは、カーシェアとレンタカーを同じビジネスとして考えているということでしょうね。
無料送迎でタイムズカーレンタルとかち帯広空港店へ
空港内のタイムズカーレンタル店で受付を済ますと、そのまクルマで数分ほどのところにあるタイムズカーレンタルの店舗まで無料送迎してもらえます。もちろん、返却時にも、空港まで無料送迎付きです。また、レンタカー各社の店舗はすべて同じ敷地内にあり、タイムズカーレンタル以外のお客さんで各社とも結構賑わっていました。
土曜の10時から予約を入れていましたが、「ピッとGo」で予約していましたので、店舗に到着後に会員カードを渡して、端末にワンタッチしてもらい受付は完了、すでにクルマは用意されており、程なく出発することができました。通常のレンタカー予約時のような面倒な受付や保険の勧誘、あるいはクルマの傷のチェックなどもないので本当に楽なシステムです。
ただし、「ピットGo」で申し込んでも、店舗によっては出発前にもクルマのキズの確認を行うところもあるようです。
早速、目的の然別湖へ
然別湖の大きな特徴として、この時期までは湖の表面に分厚い氷が張った状態となっており、氷上で様々なアクティビティを楽しむことができます。筆者が言ったのは3月ですが、これを目当てに多くの観光客の方が訪れていました。もちろん、最近ではどこでも見かけるチャイニーズの方や東南アジア方面からの観光客の方も多かったです。
「しかりべつ湖コタン」という催しで、数あるアクティビティな中から2つを選んで楽しみました。
氷上カフェ
昼はカフェ、夜はバーとなって営業しています。然別湖コタンで最も大きな建物（氷の建物）となり、多くの客でにぎわっていました。もちろん、飲み物は氷のグラスで提供されます。また、有料ですが、氷のグラスを自分で作る（作るというよりも掘る・削る）こともできます。コンサート会場もあり、夜にはコンサートも模様されるようです。
スノーモービル
スノーモービルはすごく楽しかったです。海外でも利用したことがあり結構お高いサービス料でしたが、ここは1人（2週2km）で2,000円と良心的な価格でした。3月でも氷上でスノーモービルが楽しめるくらいですから、相当分厚い氷が張っているのでしょうね。
なお、少し不安だという方のために、運転はスタッフにお任せコース（1週1km）もあり、こちらは1,000円とさらに良心的な価格です。
時間の関係で、アクティビティは2種類だけ楽しまさせていただきましたが、この他にも、氷上露天風呂（温泉）、氷上足湯（温泉）、クロスカントリースキー、ナイトウォッチング、アイスロッジ体験宿泊パックなど多くの魅惑的なサービスが提供されています。
侮れない十勝・帯広エリア
土日を利用した1泊2日の十勝・帯広旅行でしたが、正直期待以上の楽しい旅行となりました。北海道というと、函館、札幌、旭川、知床、登別などが有名ですが、なかなかどうして、温泉も良かったですし充実した2日間でした。
まあ、とにかく北海道は首都圏とは大きく異なり、信号も少なく快適にドライブも楽しめます。北海道を楽しむのならレンタカーは必須ですね。3月ということで、然別湖に行くまでは雪道が続きましたが、４WDのスタッドレスタイヤ装着のレンタカーでしたので、全く不安はありませんでした。
まとめ
個人的には2度目の北海道でしたが、レンタカーのおかげで快適な旅となりました。当初は、ひょっとしてカーシェアも増えているのではと調べてみたのですが、残念ながら、タイムズカーシェアでJR帯広駅周辺に3か所ステーションがあるだけでした。
ただし、今回の場合には、同じタイムズ会員であることからタイムズカーレンタルのキャンペーンが利用できましたので、例え、とかち帯広空港にカーステーションが設置されていたとしても、タイムズカーレンタルのほうを利用したとでしょう。
また、「ピッとGo」を利用すれば、レンタカーといえどもカーシェアと同じように利用できますので非常に楽ちんです。もちろん、レンタカーですから満タン返しは言うまでもありませんが！
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