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大人気のドライブレコーダーの熱対策!これを知っておけば大丈夫

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大人気のドライブレコーダー

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煽り運転が社会問題化しています。いったいどれほどの危険な煽り運転が発生しているのかは分かりませんが、メディアが大きく取り上げたことから、その対策としてドライブレコーダーが大人気となっています。

ドライブレコーダーさえつけていれば、万が一にも、高速道路などで危険な煽り行為を受けた場合には、しっかり録画することで後日警察に訴えることもできます。

実際には、ドライブレコーダーを購入する人のほとんどは、万が一に備えての「抑止効果」として期待しているとも思われ、「赤ちゃんが乗っています(Baby in car)」と同じように、「ドライブレコーダー搭載」というシールもバカ売れしているようです。まさに、来るか来ないのかもわからないような災害に、神様、仏様、ドライブレコーダー様というべき状況を呈しているようです。

さて、そんな虎の子のドライブレコーダーですが、思わぬ大敵が現われようとしています。今年は特に凄いことになるのではと予想されている猛暑です。

 

後付けのドライブレコーダーには対策は必須

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猛暑日が続くとは言っても、国産車の場合には、エンジンは問題なくかかりますし、ダッシュボードが変形したり変色することもなく(以前はありましたが)、オリジナルのカーナビをはじめとして車両装飾品も問題なく操作できます。

太陽光や風雨にさらされても塗装がはがれるようなこともありません。基本的には、純正装備品・パーツの品質は車両品質に繋がりますので、国産自動車メーカーとしての品質の高さを思い知ることになります。

ところが、後付けとなるドライブレコーダーやスピードレーダーなどの場合には、動作温度範囲が-10℃から60℃くらいに設定されていることが多く、炎天下に野外駐車する場合には熱対策が必要となるのです。

動作温度範囲とは、ドライブレコーダーも電子機器であるために、この温度までなら正常に機能を発揮できるという温度範囲のことで、炎天下で車内温度が70~80℃まで上昇したりすると、上記の60℃までしか対応していない動作温度範囲に設定されているドライブレコーダーでは、煽り運転や、駐車中のいたずらや当て逃げなどの録画を取ることもできなくなります。

 

ドライブレコーダーの熱対策方法とは

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まず、ドライブレコーダーの中には、取り外し可能なタイプもあります。簡単に取り付け・取り外しできることが売りですから、比較的端単に取り外しできます。通常は、駐車中のいたずらや当て逃げなどを録画するという機能もありますが、真夏の炎天下の時期だけ、運転しない時には取り外しておくということも可能です。

次に、ここ数年の猛暑を考慮して、ドライブレコーダーのメーカーから80℃以上でも耐久可能なタイプのドライブレコーダーが出ています。このタイプを購入することが即対策となります。

とは言うものの、ほとんどの方が所有するドライブレコーダーは、動作温度範囲が50~60℃までというタイプとなりますので、何らかの対策が必要となります。

一般的なのは、直射日光を避けるフロントガラス用のサンシェードを利用することで、ドライブレコーダーに直射日光が当たるのを防ぐことができ、同時に車内温度も下げることが可能となります。

サンシェードを利用する際には、できるだけガラスにくっつくように取り付けることが重要です。というのは、サンシェードとガラスの間に隙間ができると、そこは非常に高温度となります。その隙間にドライブレコーダーが出ていたりしたら、高い確率で熱にやられてしまいます。

また、現実的にはダッシュボード周辺は炎天下では80℃以上にもなることがありますので、直射日光を避けることができたとしても電子機器であるために故障することもあるでしょう。ドライブレコーダーユーザーの中には、自作のカバーでドライブレコーダーを覆って熱から保護している人も多いようです。

 

特に熱にやられやすいSDカード

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さて、何とかドライブレコーダー本体の熱対策ができたとしても、実はより故障の原因となるものにSDカードがあります。

ドライブレコーダーで録画した映像はSDカードに保存されて利用されますが、このSDカードが実は非常に熱に弱いという特徴があります。

最近のSDカードの中にはある程度の耐熱性のある製品も出ていますが、所詮は消耗品です。SDカードは耐熱性の問題にかかわらずに定期的に交換するしかありません。

といいますのも、ドライブレコーダーとは、録画することによってドライバーを煽り運転や停車中の当て逃げなどから守ろうとするアイテムですが、肝心の録画するSDカードが使えなかった場合には、ただの装飾品となってしまいます。

ドライブレコーダーを取り付けたからもう安心だというわけではなく、特に真夏の炎天下にはしっかりとした対策が必要となります。

 

その他のドライブレコーダー熱対策法

ドライブレコーダーの熱対策として、サンシェードを利用したとしてもドライブレコーダーがサンシェードとフロントガラスの隙間にある場合にはかえって逆効果となってしまいます。

こうなってしまう場合には、むしろサンシェードは利用しないほうがよいということになります。それでは、それ以外にできる対策はあるのでしょうか?

できるだけクルマを日陰に停める

可能であれば、できるだけクルマは日陰に停車するようにしましょう。駅前などの時間貸し駐車場の場合には、青空駐車場が多くなりますが、炎天下には青空駐車場はなるべく避けておくない駐車場を利用するようにしましょう。

やむを得ず、青空駐車場に止める場合には、できるだけ日陰に停車するようにしっましょう。最新のドライブレコーダーは、直射日光を浴びなければそう簡単には故障もしないようです。

ドアをほんの少しだけ空けておく

これも古典的な方法となりますが、できれば停車する際には状況に応じて、ドアガラスをほんの少しだけ開けておきます。セキュリティ上の問題が気になる場合にはおすすめしませんが、ほんの少しだけ開けておくだけでも車内温度の上昇を抑えることができます。

 

まとめ

クルマの装備品には、オリジナルのものと後付けタイプのものがありますが、ここ数年大人気となっているドライブレコーダーの場合には後付けしたものが多くなり、その場合には動作温度範囲が50~60℃までの設定のものについては一定の熱対策が必要となります。

自分のクルマに取り付けているドライブレコーダーがどんなタイプであり、熱対策が必要かどうなのか確認しておきたいところです。でないと、本当に必要な際に、ドライブレコーダーが作動しなかったり、撮ったはずの録画が使えなかったりする可能性があります。

カーシェアリングサービスは、いまのところはドライブレコーダーはそう多く取り付けられていませんが、取り付けてある場合には耐熱性の強いものである可能性があり、ユーザーが熱対策する必要のあるものは取り付けてはいません。

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