カーシェアリング

中国版UBER「滴滴出行」が事業を拡大

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中国版UBERの実力やいかに?

pexels

中国配車アプリ大手の滴滴出行は先月29日、ハイヤーサービス(送迎)を更に充実させると発表しました。

 

従来は滴滴のライドシェア(相乗り)やタクシーと同じアプリでサービスを提供していましたが、今年の後半から専用アプリを提供するようです。専用の電話番号で受け付け、乳幼児向けサービスも手掛けます。

 

また同日から始まった新サービス「礼橙専車」は運転手が白いシャツにネクタイをしてドアの開閉を行うほか、飲料水を提供します。更に車内には空気清浄機も設置され正に至れり尽くせりです。こちらも専用の電話番号と専用のアプリでチャイルドシートや車椅子のユーザーにも対応するようです。最終的には大手銀行と提携してポイント付与サービスも検討しています。

 

この中国版Uberの滴滴ですが、使いこなすにはちょっとした問題があるようです。アプリをインストールした最初の状態ではタクシーの呼び出しのみしか使用できません。というのも滴滴のハイヤーサービスは基本的に現金でのやり取りはありません。したがってこれらのサービスを使うにはWeChatペイメント(微信支付)などのモバイル決済サービスとのリンクが必要になってくるのです。

 

まずリンクする為には中国の銀行で口座を開かなくてはなりません。しかし一部の銀行は外国籍の口座はWeChatと紐付けできないルールがあるようなので口座を開く前にきちんと確認しておきたいところです。

まとめ

滴滴は5億5千万人の利用者を抱え、登録ドライバーは2100万人を超えます。日本と桁違いのスケールの大きさに驚くと共に、これからの中国のモビリティ革命には目が離せません。

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ニュースソース

日本経済新聞 

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