煽り運転だけではない、看過できない運転の下手な人

煽り運転が何かとニュースになっていますが、煽り運転のような悪意はないことは理解しつつも看過できない運転の下手な人がいるのもまた事実で、いきなりの車線変更などでヒヤッとさせられたことのある人も多いのではないでしょうか。

悪意がないのはわかっていても、実際に事故になれば煽り運転とそれほど変わりませんが、残念ながらこれらの人にはドライブレコーダーもそれほど抑止力として働いてはくれません。

ここでは、街でよく見かける女性に嫌われるような運転のへたくそな人の特徴を解説してみます。

女性に嫌われる運転が下手な人の5つの特徴とは

車の流れに乗れない人

車の流れに乗ることは非常に重要だといわれていますが、これは一定の車間距離をとるという前提で流れに乗ることでスムーズな走りとなり、事故発生の確率が非常に小さくなるからです。

自動車教習所でも流れに乗ることの重要性は教えられますが、いわゆるメリハリの利いた運転でスムーズに走ることが可能となります。

逆に言うと、この車の流れを遮るような運転をする人は非常に迷惑な人で、最も迷惑なのはスムーズに流れているにもかかわらず追い越しを繰り返して流れを乱す人、また、逆に流れの速度についていけずに、せっかくできた流れを低速走行で乱す人です。

こういうと、必ず運転の下手くそな人は、制限速度を守っているのに何が問題なのだと逆切れしますが、車の流れに乗るという意味をしっかりと理解して大多数の流れに乗っている人の迷惑にならないようにしてもらいたいものです。

車線変更や右折のタイミングが分からない人

これは本人の感覚の問題かもしれませんが、車線変更や右折時のタイミングが分からない人というのは意外と多く、これも運転の下手な人に多く見られる特徴です。

タクシーの急な割込みや悪意ある煽りドライバーによる強引な割込みなどで嫌な思いをした人は多いと思いますが、もっと怖いのが、運転の下手な人の急な割込みで、隣の車線に車がいること自体に気づいていませんので質の悪いものです。

周りを確認しないのか、ミラーだけでしか確認しないのかわかりませんが、基本からしっかりと勉強しなおしてもらいたいものです。

アクセルやブレーキを急に踏む

これも運転の下手な人に多く見られる特徴ですが、急発進、急ブレーキで女性などの同乗者を驚かせるような運転をする人がいます。

最近の日本の車はほぼAT車ですから、昔のようにクラッチを踏む必要もないのですが、簡単になっているはずの車で急発進や急ブレーキを踏むということは、運転経験や技術がないために心に余裕がないからでしょう。

これでマニュアル車を運転したらどうなるのだろうと余計な心配をしてしまいますが、アクセルとブレーキを踏み間違えた悲惨な事故も多く発生していますので、ゆとりをもって発進したり、車間距離をとったりと工夫しながら同乗者が安心できるような運転を心がけましょう。

ゆとりのない運転をしていると、女性から見るとゆとりのない男性となりますので気を付けたいものです。

右折が下手な人

単純に右折するだけなのに、ここでも運転の下手な人は女性にもすぐにばれてしまいます。運転の下手な人は交差点の真ん中などで対向車が走っているにもかかわらず、センターラインを少し超えたところで止まっています。

対向車線を走っている車からすると非常に迷惑な話で、これを避けるために左車線によらなければなりませんし、左車線から車が来る場合には減速するか、最悪一旦停止する必要があるケースもあります。

運転の下手な人がこのようになるのは、早い話が車の前部がどこまで出ているかが分からないからで、どこまで進んでどこで止まればよいのかわからないからでしょう。

交差点で右折のために待機する場合には、必ず車の前部はセンターラインの内側に位置するように車を止めなければなりません。運転が下手なのですから、ぎりぎりのところで止めようとはせずに、少し余裕をもって止めるように心がけると良いです。

交差点での事故は大きな事故につながる恐れもありますので、十分な注意が要求されます。

車庫入れが下手な人

車庫入れは結構難易度が高くなりますので、運転が下手ではない人でも車庫入れが得意だという人はそれほど多くはないでしょう。

それほど難しいものですが、運転が下手な人の場合には、何度も切り替えたり、やっとスペースに入ったかと思うと再度入れなおそうとしたりと、駐車場が狭い場合や混んでいる場合には他の人に迷惑をかけてしまう人も多くいます。

まず考えてもらいたいのは、運転が下手なのに大きな車に乗っていないか、大きな車で狭い駐車場に入れようとしていないかということで、普通の人でも少し難しいと思えるようなことを運転が下手なのにやっていないかということです。

軽自動車やコンパクトカーレベルなら、普通に運転できる人ならほとんどの駐車場で無理なく出し入れができますし、運転が下手な人でも何とか対応できるはずです。

また、大型ショッピングセンターなどで車庫入れする際には、出入り口に近いからとわざわざ混みそうなところに駐車しようとせずに、空いているところで余裕をもって駐車するようにしましょう。

女性を横に乗せている場合に車庫入れに自信がないのであれば、あらかじめ入れやすい駐車場などをチェックしておくと焦らずに済みます。

運転が下手な理由とは！

運転に慣れていない

いわゆるペーパードライバーがたまに運転するケースとか、運転に慣れていないと感覚がほとんどわからないでしょうから、考えられないような迷惑行為を本人に自覚なく行ってしまうことになります。

自信がないのなら免許は所有していても車には乗らないという選択も重要ですし、やむを得ず乗らなければならなくなった場合には、自動車教習所などが実施するペーパードライバー用の講習を受けるなど検討したいものです。

女性とドライブする場合には、事前にカーシェアやレンタカーをうまく利用して運転に対して慣れておくとよいでしょう。

周りの状況が見えていない

運転の下手な人が事故る場合には、周りの状況が見えていなかったということが多いのですが、運転には状況把握が何よりも重要になりますので、周りが見えていないのであれば致命的となります。

昼間ですら周りが見えないというのであれば、夜間はもっと状況把握できなくなりますので注意が必要です。

運転の下手な人は、自分の知っているところや慣れているところから徐々に運転し始めて、少しずつ運転する範囲を広げていくとよいでしょう。

ゆとりがない

運転にはドライバーの心理状況が影響しますので、ゆとりがないと視野が狭くなりますし、ただでさえ運転技術のない人が周りの状況把握ができないとなると、運転すること自体のリスクが高くなってしまいます。

タクシーのベテランドライバーなどの運転のうまい人の車に乗っていると、安心しきってしまい眠たくなることもありますが、ここまではいかなくともなるべく運転する機会を増やすようにしたり、時間に余裕も持つようにしてゆとりをもって運転できるようななるともう下手くそとは言われなくなるでしょう。

まとめ

運転が下手だといわれると、それだけで車に乗るのが嫌になるでしょうし、車に乗らないとますます運転が下手になってしまいます。

車を所有していなくとも車を運転する機会は現在では非常に多くありますので、定期的に運転して慣れを作っておきたいところです。

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